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事業計画:2020年

令和2年度の研究計画
(長周期地震動・詳細震度分布等解析及び同解析結果に基づく応急対応促進)

令和2年度目標

今までに創出された研究成果であるデータ・システムについて、実際の災害情報を活用する者であるビルや道路の管理、保守、点検を行う者、速やかな復興に向けた対応を保 険料算出を担う保険業界等において試験運用・フィールド実証を実施し、PRISM制度終了後を見据えた課題抽出を行う。

対象施策の研究内容

【課題】
企業が災害対応する上で必要な情報が不足しているため、民間の活力をいかしたレジリエンスの向上が行えていないこと。
【目標】
民間企業のデータ、長周期地震動のような新しい観測データ、SIP4Dを経由した官のデータ、過去の災害事例などの膨大なデータから作成した教師データをAIに学習さ せることにより、災害対応判定システムを開発し、状況把握や安全判断を迅速に行えるようにすることで、企業のBCP向上や国民の安全行動の向上に貢献する。これにより産 業界での研究開発投資の誘発を見込む。
施策全体像の図