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SPF

企業版防災情報サービスプラットフォームの開発

防災科学技術研究所

プロジェクト概要

災害警戒情報を企業のBCPや災害対応の意思決定に結びつける防災情報サービスの基盤となる企業版防災情報サービスプラットフォーム(SPF)のプロトタイプを構築する。企業等による利用、2次事業者による事業及びデータやサービスの流通市場の概念実証(PoC)を通してビジネスモデルを検討し、SPFのあり方を明らかにする。

成果

企業内利用のユースケース開発と概念実証

大雨の稀さ情報(降っている雨量の再現期間)をロケーションプラットフォーム(ArcGIS)を通じて提供。自社のプラットフォーム内で施設・物件情報を重ね合わせて、災害警戒情報とその提供手法の有効性を検討した。

図:企業内利用のユースケース開発と概念実証

2次配信事業者のユースケース開発と概念実証

災害警戒情報と企業の保有する道路データを用いて、浸水リスクの高い道路をリアルタイムに特定し、危険回避ルートを検索する2次配信サービスのプロトタイプを作成。エンドユーザーである運送業者などの期待を把握し、高度化を行っている。

図:2次配信事業者のユースケース開発と概念実証

ビジネスモデル構築のための調査

防災・減災に関わる防災情報サービスへの企業の期待を把握するため、アンケート調査、ヒアリング調査、モニター調査を実施した。現状の企業でのBCP・対策状況、情報利用状況、それらをもとに不足している情報、コスト負担意識を把握した。

図:ビジネスモデル構築のための調査

レポート

データマートの理想モデルの提案(2022年3月18日)

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