長周期地震動
長周期地震動に即時に対応するための
リアルタイム情報配信技術の開発
プロジェクト概要
南海トラフ地震や首都直下地震等の大地震時に発生する長周期地震動は高層ビル等の長大構造物を大きく長く揺らすことでエレベータ等に被害をもたらすが、現行の緊急地震速報はその即時予測に対応していない。本プロジェクトでは、長周期地震動に関するリアルタイム観測・予測情報をユーザーが効果的に利活用するための枠組みやそれを可能にするシステムの整備を官民で連携して推進する。
成果
長周期地震動モニタを活用した実証実験の実施
長周期地震動に関するリアルタイム観測・予測情報を動画で配信する「長周期地震動モニタ」を用いた一般ユーザーを対象とした実証実験を実施。
長周期地震動の予測情報に関する実証実験の実施
気象庁の「多様なニーズに対応する予測情報検討WG」と連携し、計12機関に対しリアルタイム情報を配信。利活用する上での課題の抽出等を行った。
即時予測情報配信システムプロトタイプの開発
防災科研が開発した即時予測手法を実装し、現行の緊急地震速報と同様のタイミングで個別地点に対する長周期地震動の予測情報を配信。
ニュース
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第2回「長周期地震動に関する観測・予測情報の利活用技術開発に関する研究」運営会議を開催し、受託機関と研究開発について協議しました
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気象庁による第5回「多様なニーズに対応する予測情報検討WG」が開催されました
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第2回防災科研関係者定例会を開催しました
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第1回関係者連絡会議に参加しました
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第1回「長周期地震動に関する観測・予測情報の利活用技術開発に関する研究」運営会議を開催し、受託機関と研究開発について協議しました
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委託研究「長周期地震動に関する観測・予測情報の利活用技術開発に関する研究」を開始しました
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気象庁による第4回「多様なニーズに対応する予測情報検討WG」が開催されました
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長周期地震動モニタを活用した実証実験第2期のユーザー募集を開始しました
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委託研究「長周期地震動に関する観測・予測情報の利活用技術開発に関する研究」の公募を開始しました
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第1回防災科研関係者定例会を開催しました