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保険調査

早期復旧に貢献するための詳細な被害想定による
リスクや被害状況の定量化のニーズに基づく研究開発

MS&AD インターリスク総研(株)

プロジェクト概要

損害保険業界で活用されている既存の地震リスク評価モデルを対象に、産学官民が保有するデータを組み込むためのインターフェースを開発する。また、過去の保険損失データとの比較による精度検証をとおしてモデルの高度化・精緻化を図り、国内はもとより世界の損害保険元受会社や再保険会社、保険リスクコンサルティング会社に広くモデルやデータ活用技術を普及させて社会実装化を実現する。

成果

大阪北部地震の保険損失額推定

損害保険業界で現在使用されているモデルによる大阪北部地震の保険損失額推定を実施し、現状のモデル精度を確認
実際の保険損害額との比較に加え、収集した各種データや保険データとの突合せにより、既存モデルの課題を検討

図:大阪北部地震の保険損失額推定

保険データの収集

損害保険関連機関が保有する保険データの開示可否を調査し、開示可能なデータを報告
従来から保険業界として整備しているデータに加え、直近の災害に対する取組みを追加

図:保険データの収集

各種データ仕様のカタログ化

産学官民が保有するハザード・脆弱性・資産に関するデータを調査、分析し、データ仕様カタログを作成
様々な機関が保有するデータとその仕様を一覧化することで、それぞれの内容を容易に把握可能

図:各種データ仕様のカタログ化

ニュース

  • 地図データ提供企業へのヒアリング調査を実施しました

  • 第2回関係者連絡会議に参加し、研究活動に関する協議を行いました

  • 衛星画像データ提供企業へのヒアリング調査を実施しました

  • MS&ADインターリスク総研 第2回研究関係者ミーティングを実施しました

  • データ解析用サーバとデータストレージサーバの設置が完了しました

  • 構造ヘルスモニタリングシステム提供企業へのヒアリング調査を実施しました

  • 日本全国資産データの使用に関する契約を締結しました

  • MS&ADインターリスク総研 第1回研究関係者ミーティングを実施しました

  • 保険調査/第1回(キックオフ)関係者連絡会議に参加し、研究活動に関する協議を行いました

  • 保険調査第1回(キックオフ)関係者連絡会議に向けた関係者ミーティングを開催しました

  • 防災科学技術研究所と実施内容・計画に関する研究打合せを実施しました